★ ひとりごと～マリー～

突発的にマリーの日記
（依頼から帰還後のマリーのプチSSみたいなの）
多分マリーが冒険者になって、始めての出来事だったので…


恥ずかしいので


文章めちゃくちゃです（汗）

「古の船」のグドン達を殲滅して
仲間達と共に「最後の選択亭」で依頼成功のささやかな宴が行われた
マリーも皆と談笑したり、食事をしたり楽しく過ごした。

夜も更けた頃、
酒場ではまだ数名の冒険者達が静かに語らっているようだが・・・
マリーは自室として使ってる部屋でじっと窓の外の月をながめていた

肩にそっと指先を確かめるようにはわせると
体がブルリと震えた
「っ・・・・・・・」
ピルグリムグドンの触手に貫かれた感覚がよみがえり、胸が痛むようで思わず自身の体をだきしめる
傷も痛みもすでに仲間の治癒で無いはずなのに・・・・

はじめてだった・・・体の力が抜けるような衝撃を受けたのは…自分の体を支える事がやっとだった・・・
「こんな・・・こんな事では駄目・・・」
ほんの小さな隙が危険だと解っていたはず・・・冒険者にとってそれは命取りになるのだから
「…決めたのだから…マリーは、あの時決めたのだから・・・」

普段は儚げな印象を与えるマリーの表情が今は
その紫水晶の瞳に強い光をたたえ
きゅっと、結ばれた口元は固い決意が伺わる
強い意志をもった表情に変わっていた